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介護かるた

小野田在宅介護者の会「とらいぽっど」は、在宅介護の現場で現実に起こっていることを短いフレーズで表現した「介護かるた」を制作した。


かるたの読み札の文章には「ありがとう その一言ですくわれる」「今欲しい 公的支援が みつからない」など、同会会員が経験したことを基に「あ」から「ん」までの文章を考案。取り札の絵柄はサビエル高校(山陽小野田市くし山3)の美術部と授業で美術を選択している生徒が、読み札に書かれている文章から介護現場を想像して描いた。

 読み札に書いた短いフレーズを詳しく説明した解説書も併せて作成。解説書には読み札ごとに困った時の相談場所や使えるサービスなどの情報も記載し、在宅介護者に役立つものにした。販売価格は、かるたと解説書のセットで千円。214日から販売する。

 「読み札に書いたことは想像の世界ではなく、すべて在宅介護の現場で起こっていること」と話す村田晴美会長。2004年に発足した同会には現在38人が加入し、在宅介護者同士のふれあいや情報交換を目的に定期的に集い互いを励まし合いながら活動している。

 「この介護かるたを通して、介護のことや介護の大変さを少しでもわかってもらいたい。そして介護をしている方には同じ思いをしている仲間がたくさんいることを知ってほしいし、辛い思いをしているのはあなた一人だけではないことを伝いたい」(村田さん)。


介護かるたの販売
中央福祉センター、須恵公民館、山陽総合福祉センター、市役所


   

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